社寺建築のご依頼をいただいた際の流れは次の通りとなります。

小林社寺では原則として「お見積」以降の工程を請け負います。


設計事務所様の設計図をもとに、工程や工事内容など各種条件を確認。お見積をご提示いたします。
工事費のお支払方法、時期などをご説明、承認・押印を経て工事請負契約を交わします。

設計図の仕様に沿って材木を発注。何百年もの風雨に耐える伝統建築では、材料の見極めが特に重要となります。使用材はお施主様、設計士様、立会いのもと、寸法、品位、乾燥状態、曲り、割れ、傷、節、木目の流れや木肌の美しさまで検査します。

木は生き物です。使用材を適材適所に弊社の加工場内で屋内乾燥させます。手間を加え、縮みや捩れなど細部への気配りを怠りません。

自社の300坪超の原寸場において、原寸の立面図を描いていきます。軒反り、細かな部材の寸法、構造材の収まりを確認、図面にあわせて型板を作成します。経験と勘に基づいた建物を美しく見せるための緻密な寸法調整を施します。

建物の寿命を考慮し、なるべく金物(釘)を使わずに木のクセを読みながらホゾや継手、仕口などの位置や寸法を墨で書きこんでいきます。小林社寺では特に木の特長やその持ち味などを生かす「手刻み」にこだわりを持っています。

材木の加工と平行して建物の基礎工事が進みます。その後、土台、構造部材の柱や梁を組合せていきます。小屋組へと進み、工事の大きな節目である棟上げまでの工程です。

上棟式後は屋根(瓦か銅板)葺き、左官、板金、石など大工以外の職人も出入りし竣工にむけての作業が進みます。屋内の仕上げ木工事が(造作)です。

完成間近には隅々まで点検、細かい調整を済ませ、お引渡し、落慶の流れとなります。

工事の過程では、お施主様、設計事務所様、協力会社様など多くの方々とお会いします。さまざまな条件や制限の中でも小林社寺ではこれまで一切のクレームをいただいておりません。